恐怖感の奥にあるもの・・・ なぜか心臓がバクバクする(1)

先日からAudibleで聴いている「ねじまき鳥クロニクル
もう聴くのをやめました。

どうにも苦しくて聴いていると心臓がバクバクしてしまいます。

第一部では日本軍人(スパイ?)の拷問シーンで眠れなくなり
物語が現代社会に戻ってやれやれと思ったら

第2部で今度は主人公が一人で古い井戸へ入っていきます。

やめて〜っ

完聴断念!

失踪した奥さんの失踪の訳を知りたい・・・

けど、私はもう無理っ!

足が一杯ある虫

なんでこんなに心がざわつくのだろう・・・

私だけ?

アドラーは「人間にトラウマなどない」と言っていたような気がしますが

いやいや

あるぞ

色々考えてみると
おそらく子供の頃の体験があるからだと思う。

自分語りになってしまいますが50年以上昔の話です。

小学校の頃、当時は防空壕と呼んでいましたが多分農作物を貯蔵しておく穴だったと思います。

近所の友達がそれを見つけました。

防空壕・・・今ではありえない

山の中で多分もっと昔は畑が作ってあったのでしょう。
当時はもう普通の山

子供の身長ぐらいの草がぼうぼうに生えているだけでした。

草に隠れて見えない山の中腹
入り口は子供が中腰で歩ける位の横穴が開いていました。

5m 位奥へ入っていくと途中で2部屋に別れます。

1つは 直径3m位のドーム型の部屋
もう1つは半分位のドーム型

友達とロウソクを持って探検に行きました。

春休みでしたがまだ小寒かったです。

中は地中とあって温かい
ふわっと柔らかい空気でとっても快適な空間

しかも ろうそくで照らして雰囲気があります。
友達と口々に

いいね

ここ私たちの秘密の部屋にしようよ

今度来る時はお菓子を持ってこよう

口々にワクワクした話をしました。

その時
1人の子が天井をロウソクで照したのです。

天井には何本も足がある虫がびっしりいますっ!
本当にびっしりっ!

%&#%*&@・・・・

キャ〜〜〜

みんな慌てて表に飛び出しました。

あふっ・・・
あふっ・・・
あふっ・・・

泣いているのか笑っているのか、
わけのわからない呼吸しながら全員泣きました。

さすが 村上春樹さん、文章上手過ぎ

ねじまき鳥クロニクル」の主人公は自らロープのハシゴを使って
古くて枯れた深い井戸の中に入って行きます。

もうそれだけで

やめて~

何がいるかわからないよ〜

ムカデやゲジゲジがびっしりいるカモよ〜

そんな思いで心臓がドキドキします。

このストーリー 全体的に(って言うか 半分しか聴いていませんが)
私はだめです

「海辺のカフカ」は夢の中の出来事のような気持ち悪い部分はありましたが
(ジョニーウォーカーさんの出てくるあたり)

主要登場人物が皆、清潔で読みやすかった。

村上春樹さんの表現力が凄すぎるのですね。
リアルに想像出来すぎて、
今回はもうやめます。
神経がもたない・・・・

最後までお読み下さり有難うございます。
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