前に「赤毛のアン」を読んでから50年以上経っていると思います。
脳科学者の茂木健一郎先生が、「赤毛のアン」をお好きだと著書の中でいってみえて、
「はぁ・・・? おっちゃんが・・・?」
と、思いました。(先生、失礼っ!すみませんっ)
が、こんな本も出して見えるんですね。
意外だったのですが、とにかく読んでみようと思い Audible で「赤毛のアン」を聴きました。
50年前に読んだ時は、おしゃべりで夢見がちなアンになじめず
「何でこの本がこんなに有名なんだろう?」
と思っていたのですが、この年になってから読んでとても面白かったです。
とにかく若い頃とは視点が変わります。
マニラがアンをどう叱ったらいいのか迷ったり、
マシューが自分の気持ち通りにアンに優しくするのにやきもきしたり・・・
わかるっ
わかるっ
子供を育てる時って色々と悩みますもんね。
また時代背景も気になります。
当時はまだ女性が社会的な制限を受けていた時代で、女は結婚して家事と育児という時代。
でも少しずつ進歩的な女性が現れつつある時代でした(ステイシー先生のような人が現れたり)
今は死語になっている オールドミス
マニラは結婚せず兄のマシューと家を守っていたので(一般的に結婚して・・・の部類ではなかったと思います)どっぷりと当時の常識に漬かっていず、新しい時代を少し受け入れていたような気がします。
私は文学と小説の違いが分かりませんが「赤毛のアン」は児童文学のくくりになってるのですね。
確かに深いです。
何年かしたら、もう一度読みたいなと思う物語でした。
また新しい発見がありそうです。
こんな風に何年も何年も時間をかけて読む物語を文学というのでしょうか?
良くわかりませんが、そんな気がしてきました。
最後までお読み下さり有難うございます。
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