鴻上尚史さん
私は今まで鴻上尚史さんは名前と顔は知っていたのですが、あまり知リませんでした。
演出家が本業で活動されていますが、テレビとかで拝見はするものの
正直言って「何者?」
勿論、顔は知ってます。
温厚で好きなタイプの顔です。
ご自分では「ぶさいく村出身」とか
「ぶさいく村の住人」とか語ってみえますが、
いやいや、いい顔
私は好きなタイプです。
「Audibleで次に何を聴こうかな?」って探している時
タイトルと表紙の笑顔で決めました。
が、顔で決めてよかった〜
珠玉のエッセイ集でした。
鴻上尚史さんは「人間とつきあうのが仕事」とおっしゃっているように
人間の本質に対する見方が深い、多面的!
しかもエピソードが面白い。
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これは3部作です
週刊SPA!で27年間連載されたエッセイ(約1400本)から各本に30本づつピックアップ
3冊ともAudibleで聴いてみたのですが
この「人間ってなんだ」が一番面白かった。
目次をみるとおかしな(ギャグ?)タイトルなんですが、実は深い。
今どき鼻の頭に墨がついていても可笑しくはないですよね?
「鼻に墨が付いてるよ」
って言われる位で笑いにはならない。
でも小学生が習字の時間に
半紙に「勝訴」と書いて前に突き出し廊下を走って行ったら・・・
この時点で私はAudible聴きながら笑ってました。
鼻に墨が付くのか「勝訴」か?
そりゃ、「勝訴」でしょ
鼻とかほっぺに墨が付いたって別に面白くもない。
が、鼻の頭に墨が付いても笑える環境ってあるんですね。
どんな環境?
ネタバレになっちゃう・・・
鴻上尚史さん深いな・・・
それぞれのエッセイのタイトルは面白く書いてあるんですが
鴻上尚史さんの視点は深い。
さすがに演出家として人を観察して来られたんだなぁと思います。
笑いながら色々考えちゃうわけです。
本の前書きの辺りから面白い。
「人にはそれぞれ事情がある」という話の例です
・シンデレラの継母は、なぜシンデレラをいじめたのか?
・桃太郎の家来になった犬は、なぜ「きびだんご」1つで 命懸けで戦ったのか?
継母も犬もそれぞれの事情があるわけです。
自分はそれに同情するのではなくその事情が何であるのか?
エンパシーとシンパシーについて考えたり。
帯に書いてあるこれ、
「優しさ」じゃない。
相手の「事情」を理解する能力だ。
って、こういう事なんだな。
鴻上尚史「人間ってなんだ」
先にも書きましたがこの本は
週間SPA!で27年間連載されたエッセイ(約1400本)からのピックアップ30本
ゴミの部分がない本です。
よくあることなんですが作家さんが本を出版する時
1冊としてある程度のボリュームが必要なんですね。
ペラペラの本では見た目もダメだし、お金がとれません。
で、作家さんは不要なことを付け加えたりして分量を増やす訳です。
それでやっと本としての体裁が整う
→ 出版
時々、内容が薄くてどうでもいいことの分量が多い本に出会います。
この「人間って何なんだ」はそんな不要なものが全然ないんです
このブログを書きながら散歩中に2回目を聴いています。
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